2013-11-27 第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
ですから、既存の都道府県の定時制高校に併設のような形で定時制中学といいますか夜間中学、それを市町村が受け皿として考えて、そして、それぞれの県内の生徒をこの夜間中学に対応できるようなことを市町村じゃなくて都道府県が考えれば、十分可能性はあるのではないかというふうに思います。
ですから、既存の都道府県の定時制高校に併設のような形で定時制中学といいますか夜間中学、それを市町村が受け皿として考えて、そして、それぞれの県内の生徒をこの夜間中学に対応できるようなことを市町村じゃなくて都道府県が考えれば、十分可能性はあるのではないかというふうに思います。
学校選択の自由という名のもとに、不公平なことが起きるのではないかと思うのですが、こうした矛盾を解決するために、三年制中学においても学区外入を認めていかなければいけない時期になっていると思うのですが、いかがでございましょうか。
この趣旨にかんがみれば、例えば病気で外に出られないとか、あるいはいろいろな事情でいじめを理由にして学校に行けないとか、そういう子供たちが通信制中学につまり学齢期から学ぶことができるという方向で考えてもよいのではないかと思うのですが、この点についていかがでしょうか、お考えをいただきたいと思います。
○保坂委員 その点は、入学者数はわかるわけですから、大きな受け皿になっているわけですから、ぜひ項目に加えていただきたいということを要望して、もう一点、さきに二月十九日の当委員会で伺ったことなんですが、通信制中学というのが、東西、大阪と東京にあるわけです。
○保坂委員 続いてお願いしたいのですが、やはり学齢期の子供も、例えば訪問教育で非常に弾力化していただいて高校も範囲に加えていただいた、親たちも子供たちも喜んでいると思うのですね、何らかの選択で、この通信制中学もぜひ学齢期の子供もアクセスできる、入学できるというふうに改善の意図はございませんか。
ちょっと関連して、この教育改革というのは多様な教育機会を子供たちに与えようということだと思うのですが、例えば中験以外に通信制中学というのがございまして、東京では一橋中学がございます。例えばそこに中学生を紹介しようとすると、学齢期の子供はちょっと難しいのですね。受け入れてもらえないのです。つまり、十六歳以上ですと、働いていたり、そういう方が通信制中学に入れない。
ただ、臨教審の答申以後六年が経過しているわけでありますが、一向に六年制中学の実現の話は聞こえてきておりません。六年制教育の推進についてどのように考えているのか。先ほど申しましたような六年制への批判、この辺についても兼ね合いを考えながら教えていただきたいと思います。
ただ、今例を引かれましたように、例えば六年制の中学にいたしましても、五日制にいたしましても、私ははっきり言えば、五日制というのも世界の波の中で可及的速やかに検討すべきことだと思いますし、六年制中学もいい面いろいろあると思うんです。私もいい面が多いと思うんですけれども、なるほどその反面で必ずいい面と悪い面が御検討の中には出てまいるわけでございますね。
それからもう一つ聞きたいのですが、六年制中学の問題です。これはこのままで御決定になるのですか、それとも中教審あたりへもう一度かけるとか、何かの手続をとられるようにされるのですか。冒頭時間がなくてその辺を伺えませんでした。途中ですけれども、ついでにひとつ聞かせていただきたいと思います。
選挙中記者会見をやります場合には、やはり党の公約として決めている部分、あるいは自分は教育についてこういうふうにした方がいい、例えば今の六年制中学はいいのか悪いのかとか、あるいは今問題になっているいじめであるとか、あるいはそのほかのいろいろな教育制度あるいは試験制度の改革等についても自分はこういう考えを持っておる、しかしこれは臨教審でやっているから臨教審の答申を待っている、そういうことを私も言っているのでありまして
○塩川国務大臣 今、局長が答えましたので、私も同意見でございますが、しかし六年制中学、それから単位制高校、こういうのが出ましても、それから放送大学の話が出ましたが、私は終始一貫思うておりますのは、今の価値観が余りに画一的で、これが学歴社会をはびこらしておる、こう思うのです。
いわゆるいじめの問題あるいは偏差値重視の問題、共通一次テストの問題あるいは教育の複線化の問題、教員研修の問題あるいは六年制中学の問題、こういう問題については今大いに案をつくり、推進すべく、また努力しておるところでございます。今後とも国民の期待にこたえ得る教育改革の実現に向けて全力を振るう所存でございます。
六年制中学の問題は、これはエリート公立にならぬ方策、これを原則に物事を考えないと、先ほど言うた学歴偏重のところへつながりますよ。 それから、初任者研修制度の創設についての中身も、一つ言いますと、現場に十人おった先生方同士の中に一人新任が入ったらどうするんだという例を挙げて申し上げた方がいいんですが、時間がありませんから。初任者研修制度の創設に対する中身、どうするんだ、初任者研修。
その他、六年制中学がエリート化しないようにとか、初任者研修の中身というようなことでございますが、これは、六年制の中学――私はエリート教育につきましては、エリートというものもつくらにゃならぬと思っておりますので、その点、これがやはり地域の偏差値偏重になるというようなことについては十分注意せんならぬと思っております。
○参考人(能重真作君) 六年制中学の問題については、前のお二人の参考人と全く同意見でありますので省きたいと思いますが、ただ、今日の中学校教育の状況を考えてみましたときに、義務教育九年というのはかなり私としては短過ぎるのではないかとさえ考えております。
ただ、この論議の中でも、中・高一貫というふうな問題も六年制中学というふうなところで出ているように、かなり重要性を指摘しておりながら、全体の教育制度の問題として高校入試制度という問題を今のままでいいのかどうかと、入試選抜方法じゃなくて高校入試制度、前期、後期のこの中等教育の接続のさせ方の問題ですね。ここのところをなぜもっと突っ込んで検討されようとしないのか、ひとつお伺いしておきたいと思います。
○高桑栄松君 それに関連して私の意見だけもう一つ申し上げますと、いろんな御意見の新聞やなんかに出ておるのを読んだりしておりますと、六年制中学ではカリキュラムは六カ年のものが重複している部分があるので、四年半ぐらいで済んでしまう、少なくとも五年で済むから一年残る。
高校進学率がもう九四、五%以上になっておりますから、だから義務教育化、ほとんどそれに近いということを私は申し上げておったんで、それが臨教審の方の目玉に入ってきたというふうに書いてありますので、六年制中学ですね、だからこれはこれで私も主張しておったことだと思いますのでよろしいと思っていますが、そうするとやっぱり全日本中学校長会が五月二十七日に提言をしたというのが載っておりましたが、要するに小学校から中学校
それから中学部のほうでございますが、これは昨年の調査でありますから、まだ中学部については義務制の発足前でございますから全部引義務制、中学部につきましては、盲学校が二二%、ろう学校は二七%という調べになつております。これは昨年の八月に調査いたしましたが、若干の府県がまだ報告が出ておりませんけれども、四十一都道府県につきまして調べました点でございます。